『禁断の書。』
世の中にはＡ、Ｂ、Ｏ、ＡＢの４つの血液型があり、それぞれが特有の性質を持つ。（もちろん両親の血液型の影響があるので、本人がＡでもＯ（例えば、父）やＢ（例えば、母）の要素も併せ持つ場合もあり得る。）●私はＡ型である。神経質だし、失恋すると長期間引きずったりする。こういうところは妙に本書の記述と一致する。（つまり、全否定できない信憑性が確かにある。）●別に血液型だけで自分や周囲の人々を理解できるとは思わない。しかし、Ａ上司とＯ部下の相性や、Ｂ彼氏（旦那）とＡ彼女（奥さん）の相性について「１０万人分の最新統計から導かれた行動特性」を応用するのはあながち無駄でもなかろうと思う。（事実、私の身近な人を分析した限りでは間違いなく共通の行動特性が確認された。）扱いを間違わぬ限り、より有意義な人生航路を保障する極上の１冊である。

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